Cogo

日本の銀行アプリへのカーボンフットプリント追跡システムの導入において、コーゴをサポート

Problem

コーゴは、個人や企業が環境へのインパクトを把握し、削減をする手助けをするカーボンフット・プリント管理サービスを提供しています。

コーゴは日本市場への参入にあたり、既にコーゴが成功を収めているニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、イギリスなどの国とは異なる日本特有な金融サービスの状況の理解しようとしていました。

日本におけるフィンテック市場には、海外と比べて慎重な金融機関、多種多様な決済方法、フィンテックへの信頼度、サステナビリティへの意識、高齢化など、様々な課題が存在します。

コーゴは、どのように日本の銀行にインパクトを与えられるか、そして日本の顧客の金融系アプリ内でのカーボンフットプリント追跡に対する意識についてより深く理解するためのパートナーを探していました。

Tracking your carbon footprint

コーゴは銀行のモバイルアプリ内で顧客の取引に紐づくカーボンフットプリントを計算し、よりサステナブルな行動を促しています。

A phone with Cogo's carbon tracking solution.

Approach

私たちはコーゴと共に、日本の消費者の金融とサステナビリティに関する行動の関連性を理解するための調査を行いました。

1966人の日本の銀行や金融アプリの利用者を対象に行った定量調査の結果を分析しました。

プロジェクトと調査の焦点:

Data points from the study.

40%

日本の銀行・金融アプリのユーザーは、アプリに自分のカーボンフットプリントを測定してくれたら嬉しいと感じています(アプリ内でデータがどのように見えるかを示した後の回答)

41%

調査参加者は、銀行やカード会社が環境への影響をさらに削減することを期待しています

46%

調査参加者は、環境負荷を軽減するために、日常生活で既に行動をとっています

25%

よりサステナブルな選択をするためのポイントやオファーに興味を持っています

Outcomes

この調査から、消費者のサステナビリティに対する意識の向上に伴い、金融サービスにおけるサステナビリティ関連のソリューションへの興味、特にカーボンフットプリント追跡などのツールへの高い関心があることが明らかになりました。

コーゴはこの調査から得た、日本ならではの複雑な決済サービスに関するインサイトを日本市場参入の戦略の調整に役立てることができました。

コーゴのUXを試した調査参加者の多くがポジティブな反応を示し、約40%の人が金融アプリにその機能が欲しいと回答しました。また、41%の参加者が銀行に環境負荷の軽減を求めているという結果も、今回の調査の重要な発見と言えます。

Cogo UX tested in the research.
Research report

調査結果のサマリーはコーゴのウェブサイトからダウンロードできます。

コーゴとの提携にご興味がある方は、お気軽に弊社へご連絡ください。

The research report on the Cogo website.
Contributors

プログラムにご協力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。

Fabric

Nico Leonard
Strategic Design Director

Ai Yamanaka
Senior Strategic Designer

Kentaro Sekine
Senior Program Manager

Jeffery Phonn
Data Strategist

Jiro Tatsuno
Business Director

Cogo

Kaz Udagawa
Japan Country Head

Josh Dry
Director Enterprise Solutions & Partnerships, North America & Asia-Pacific

Verena Wimmer
Head of Behavioural Science & Insights

Tu Vy Do
Behavioural Science Researcher

Jody Boshoff
PR Manager APAC

Julie Lindenberg
CEO APAC

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The fabric team conducting a workshop.

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